ガーゴイル
葬送のフリーレン(6) (少年サンデーコミックス)
ガーゴイルだ!!

北側諸国キュール地方の魔法都市、オイサーストで行われた一級魔法使い試験におけるゼンゼが指定した第二次試験会場、零落の王墓の中に生息していたモンスター。

翼の生えた悪魔のような見た目で、普段は石像に擬態して獲物を待ち構えており、獲物を見つけると動き出して襲い掛かるが、デンケン一行には軽く倒され、フリーレン一行には動き出す前に倒されるという酷い扱いを受けた。

なお、ガーゴイルは「怪物の形を模した雨樋」を指す英語で、雨樋そのものや、怪物を指してガーゴイルと呼ぶことは無い。
ドイツ語ではアウスグス (Ausguss)、ヴァッサーシュパイアー (Wasserspeier)と呼ぶ。

怪物の姿を模した雨樋を使うようになった理由には諸説あり、罪を吐き出す存在として怪物の姿を模した説や、魔除けとしての守護動物が変じた説などがあるが、詳細は分かっていない。
雨樋の機能を有しない単なる怪物を模した飾りは「グロテスク」と呼ぶ。


登場巻