ヴィアベル
葬送のフリーレン(5) (少年サンデーコミックス)
散々見捨ててきたのに、私は今更何をやっているんだろうな。

北側諸国キュール地方の魔法都市、オイサーストで行われる魔法使いの一級試験で、第一次試験の試験官を務めた一級魔法使い。
一級魔法使いは大陸全土でも45人しかおらず、顔は地味だが実力は確か。

魔法使いが殺しあう状況を容認し、一級魔法使いの存在を絶対視する典型的な大陸魔法協会らしい考え方の持ち主であり、本人もまた「三度の飯よりも戦うことが好き」という武闘派を自認している。
その一方で、冷淡な思想とは裏腹に故郷の村を守るなど、自身でも矛盾していると思う優しさを見せる一面もある。

使用する魔法は「黒金の翼を操る魔法ディガドナハト」で、巨大な翼を生やして攻撃と防御に利用する。また、非常に殺意の高い攻撃魔法や、鳥の形をした使い魔なども使用する。 試験では特にデンケンのことを高い実力者として評価している。

会場に張られたゼーリエの結界の破壊を「天地がひっくり返ってもありえない」と断言しており、それを破壊して見せたフリーレンに対し驚愕していた。

試験の後は魔族との戦いで失った同僚に代わり、メトーデと共にゼーリエの任務をこなしている。
なお、ゲナウはドイツ語で「その通り」という意味。

登場巻