ラオフェン
葬送のフリーレン(5) (少年サンデーコミックス)
爺さんに買ってもらった

北側諸国キュール地方の魔法都市、オイサーストで行われる魔法使いの一級試験に参加した三級魔法使い。
中華風の見た目と名前、如意棒のような杖を持っているのが特徴で、南側諸国の山岳民族出身。

一次試験は第13パーティーに所属し、デンケン及びリヒターと共に隕鉄鳥(シュティレ)捕獲を目指す。
屍誘鳥(ガイゼル)に殺害された参加者の遺体を気にかけたり、フリーレンに痛めつけられそうだったデンケンを見過ごせないなど、優しい行動が目立つ。
使用する魔法「高速で移動する魔法(ジルヴェーア)」は名前の通り高速での移動を可能にする魔法で、そのスピードはフリーレンの手から一瞬でシュティレを奪い取るほどだが、デンケン曰くまだ未熟なので魔力の痕跡が残ってしまうらしい。

デンケン共々フリーレンに捕らえら巨木に縛り付けられるも、縛られたまま巨木を破壊するという発勁の荒業で脱出し、一次試験を突破した。

お菓子を買ってもらったり、野菜を残したことを怒られるなど、デンケンからは孫のような扱いを受けており、本人もデンケンのことを爺さんと呼ぶなど、「孫感強め」の描写が多い。
なお、ラオフェンはドイツ語で「走る」という意味。

登場巻